パソコンとプロジェクタで要約筆記
聴覚障害者に対する情報保障の方法の一つに要約筆記があります。
話の内容をその場で文字にして伝える場合、話すことを全て文字化することはできません。そこで話の内容を要約して筆記する方法があります。それを要約筆記といいます。書くだけなら誰でもできると思われがちですが、要約筆記者には、話される内容を的確に要約し、理解しやすい文字にして伝える熟練と技術が必要になります。
富難友の会では、要約筆記により会議が行われています。たくさんの人が参加する会議では、複数の要約筆記者が連携してパソコンとプロジェクタをつないで話の内容をその場で要約筆記します。会議出席者はスクリーンを見て話の内容を確認しながら討議を進めます。高度・重度の難聴者であっても正確に議題の内容をその場で討議に参加することができています。
上記画像は、富難友の会の臨時総会から
情報保障:身体的なハンディキャップにより情報を収集することができないものに対し、代替手段を用いて情報を提供すること。(参考:Wikipedia)